スマホで撮った写真をSNSに載せたら、端が切れてしまったことはありませんか。せっかく端まで入れて撮ったのに、一覧で見ると上下が落ちている。人が写っていれば、なおさら気になります。
これは不具合ではありません。写真の縦横の比と、載せる場所の比がちがうから起きます。
この記事では、写真を切らずに形を合わせる方法を4つ並べて比べます。 最後に、何枚もあるときにいくらかかるかも書きます。
なぜ切れるのか
スマホのカメラは、多くの場合よこ長かたて長で撮れます。いっぽうSNSの一覧は、決まった比の枠に写真をはめ込んで並べます。
比がちがうものを同じ枠に収める方法は、2つしかありません。
- 切る 枠からはみ出した分を落とす
- 余白を足す 足りないところを色で埋めて、比を合わせる
自動でやってくれるのは、たいてい前者です。だから端が切れます。
方法① 投稿する側の対応比にまかせる
いちばん手間がかからない方法です。そもそも切られない比で撮る・選ぶ、という考えかたです。
Instagram の公式ヘルプには、写真の比が 1.91:1〜3:4 の範囲(幅1080ピクセル)なら、元の解像度が保たれると書かれています。逆に、サポートされていない比は、合うようにトリミングされるとも書かれています。
つまり、その範囲に入っていれば切られません。 範囲から外れた写真だけが切られます。
向いているとき その場で撮ってすぐ載せるとき。
向かないとき すでに撮ってある写真をたくさん載せるとき。撮り直しはききません。
方法② 標準の写真アプリで切る
iPhone の「写真」も、Android の Google フォトも、切る道具はよくできています。
- 比率を選んで切る(正方形など)
- 四角の角をつかんで、自由な範囲で切る
- 90度回転・左右反転・傾き補正
ここは公式のヘルプに書いてあるとおりで、追加のアプリは要りません。
ただし、この方法は写真を削ります。 端まで入れて撮った写真では、結局どこかが落ちます。
なお、写真を切らずに余白を足す機能は、iPhone「写真」と Google フォトのどちらも、公式ヘルプに載っていません(2026年9月に確認)。載っていないだけで、無いと決まったわけではありません。
向いているとき まん中に大きく写っていて、端が落ちても困らないとき。
向かないとき 端まで写したいとき。集合写真や、横に広い景色。
方法③ AI に描き足させる
新しい方法です。足りないところを、AI が作って埋めます。
- iPhone は iOS 27 の「拡張」。公式の説明は「元の写真の枠の外まで広げる」
- Google フォトは「オートフレーム」。公式の説明は「AI を使用して写真を拡張」
写真は削られません。そのかわり、元の写真に写っていないものが入ります。
記念の写真や、あとで見返す記録では、ここが気になることがあります。背景に無かった柵や地面が、それらしく作られて足されるからです。
また、対応する機種が決まっていること、サーバー側のしくみを使う機能には1日の回数制限があることが公式に書かれています。
向いているとき 見ばえを優先したいとき。背景が単純なとき。
向かないとき 記録として残す写真。人や品物が端に写っているとき。
方法④ 余白を足して比を合わせる
写真は1ピクセルも削らず、足りないところを色で埋めます。 昔からある、いちばん確実な方法です。
決めることは3つだけです。
- 余白の色 白が無難です。背景が暗い写真なら、暗い色のほうが落ち着きます。写真そのものをぼかして背景にすると、白が浮きません
- 余白の広さ 広くとるほど写真は小さくなります。0〜20%くらいで様子を見ます
- 何枚も並べるとき 1枚ずつ違う設定にすると、一覧がそろいません。まとめて同じ設定をあてるのが早いです
この方法は、標準の写真アプリではなく、余白を付けるためのアプリを使うことになります。
4つを並べると
| 写真が削られる | 元にない絵が入る | まとめて処理 | お金 | 写真が端末の外に出る | |
|---|---|---|---|---|---|
| ① 対応比にまかせる | 範囲外なら切られる | 入らない | ― | 無料 | SNSに送ります |
| ② 標準アプリで切る | 削られる | 入らない | iPhone は編集内容を複数枚に貼れる(※) | 無料 | 出ません |
| ③ AI で描き足す | 削られない | 入ります | 公式に記載なし | 無料(機種と回数の条件あり) | サーバー側を使う機能があります |
| ④ 余白を足す | 削られない | 入らない | アプリによります | 無料〜有料 | アプリによります |
※ iPhone の公式ヘルプに「編集内容をコピーして、一度に複数の写真にペーストできる」とあります。ただし切り取りまで一緒に貼られるかは公式に書かれていません。
何枚もあるときに、お金の話が出てきます
1枚だけなら、どの方法でも無料で終わります。枚数が増えたときに差が出ます。
2026年9月に、iPhone 向けの余白を付けるアプリ12本を調べました。
- 広告が出ないと確認できたのは、12本のうち1本だけでした
- 「まとめて処理」を説明に書いていたのは2本。どちらも有料の機能でした
- 無料でまとめてできるものもありますが、正方形だけだったり、広告が入る、無料のうちは保存の回数に制限がある、といった条件が付いていました
「余白を付ける」「まとめて処理」「広告なし」の3つをそろえると、掲載ページに出ている値段は次のようになります。
- 買い切りなら ¥800 から ¥6,000(調べた範囲)
- 月額なら ¥300〜¥600(毎月、払い続けるかたち)
顔や名札を隠すアプリを別に買うと、ここにもう1本ぶん足されます。くわしくは写真の顔や名札を隠す方法に書きました。
機能を1つずつ見ると、たいていのことは無料でもできます。 差が出るのは「必要なものが1本にそろっているか」と「合計でいくらか」です。
当社で作っているアプリ
ましかく(買い切り ¥300)は、方法④のためのアプリです。
- 写真を切らずに 1:1・3:4・4:5・9:16・16:9 に
- 余白は 白・好きな色・ぼかしから
- 最大30枚を、同じ設定で一度に保存
- 写真ごとに、かたち・入れかた・余白の色・余白の広さを変えたうえで、まとめて保存することもできます
- 広告なし・透かしなし・登録なし
- 写真は端末の外に出ません(加工はすべてブラウザの中で終わります)
顔や名札を隠すところまで1本でやりたい場合は、ましかくプラス(買い切り ¥500)があります。ましかくにできることを全部含んだうえで、モザイクとトリミングが付きます。
どちらもアプリストアを使いません。 買うと届くURLを開き、ホーム画面に追加すると、ふつうのアプリと同じように開けます。月々の支払いはありません。
実際に動かしているところを動画にしました。音はありません。
無料で試せます
ましかく お試し版は無料です。1:1だけ・1枚ずつ・白とグレーだけ、という制限はありますが、切らずに正方形にするという手ざわりはそのまま確かめられます。
https://www.ybdlab.site/mashikaku-trial-t5v9h2c7/
関連する記事
この記事の公式アプリの機能と、他社アプリの値段は、2026年9月に各社の公式ヘルプとアプリの掲載ページで確かめたものです。 内容も値段も変わることがありますので、最新のものは各社のページでご確認ください。当社のアプリの値段も、最新は各売り場でご確認ください。
.png)
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 写真を切らずに正方形にする4つの方法|SNSで端が切れるのはなぜか […]